最近読んでいる本。
- sa a
- 8月6日
- 読了時間: 3分
多趣味な私の趣味の1つ。それは「本を読むこと」です。
実は数年前まで、本を読むのはあまり好きではありませんでした。私は耳からの情報に圧倒的に強く、文章よりも会話や音声のほうがしっくりきていたからです。でも、ここ3年ほどで読書が大好きになりました。不思議ですよね。
読むジャンルは、仕事に関係するものが多めです。自己啓発本や経営の本、教育・心理・ソーシャルワーク関連など。どれも「人」に関わるテーマで、人から勧められたものを中心に手に取っています。特に仕事で信頼している方からのおすすめは「読むしかない!」と読書スイッチが入るきっかけになります。
今日は、最近読んでいる本の中から2冊をご紹介します(実はまだ読み切れていません。いつも複数の本を同時に読んでしまうのが私の悪いクセ…笑)。あくまで紹介というより感想です。
📘1冊目:「感情リテラシー事典」

この本では、「感情リテラシー=感情を理解し、適切に扱う力」について、具体的な知見がたくさん紹介されています。たとえば、「The Mood Meter」や「プルチックの感情の輪」というツールを通して、自分の感情を分類・理解することの重要性が語られています。
生徒と話していてよく感じるのは、「気持ちはあるけど、それを言葉にできない」こと。だから、よく使われる「不安」「しんどい」「疲れた」といった便利なワードで感情をざっくりまとめてしまいがちになってしまうのかなと。そしてその結果、受け取り手に意図が正確に伝わらず、すれ違いが生まれてしまうこともあるな~と感じています。
最近よく耳にする「かわいい」や「エモい」も、ある意味で似た現象かもしれません。
まずは、「自分の気持ちを正確に捉える」「そのための言葉を知る」ことが大切なんだと思います。そのお手伝いをするのが、私たちOne dropの役割のひとつなのかもしれないなと、ページをめくりながら感じました。
早く読み切りたい1冊です!
📙2冊目:「エッセンシャル思考」
(副題:最少の時間で成果を最大にする)

エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」。
この本は、すべてに手を出すのではなく、本当に大切なことを見極め、それ以外は思い切って手放すという考え方を説いています。
まさに今の私にグサグサ刺さる内容。
事業を始めてからは、目の前の利用者さんやそのご家族のことはもちろん、一緒に働いてくれる仲間のこと、経営のこと、応援してくれている人たちの存在、そして自分の生活のこと。考えること・考えないといけないことが一気に増えました。未来のことも、ちゃんと設計していかないと、どこかで崩れてしまうかもしれない。そんなプレッシャーを、少しずつ実感しています。
「責任感」だけでは足りないんですよね。設計、イメージ、そして自分の軸がなければ、いずれは迷子になってしまうなと恐怖すら感じました。この本を読んで、「何を一番大切にしたいか?」という自分の価値観を、ちゃんと磨いていきたいなと思いました。
と言いつつ、生徒にプランニングの時間で「優先順位を意識して」と言っている私自身が、一番ブレている気がします(笑)自分のことになると、本当に難しいですよね。
きっと保護者の皆さんも、「自分の子どものことになると途端に話が難しくなる」という経験をたくさんされてきたんだろうなあ~と、ふと思いました。
最近、一人でじっくり考える時間が足りていなかったなと感じているので、また時間をつくって未来設計をしてみようと思います。カフェにこもって、内省タイム。楽しみです。
今日も読んでくださり、ありがとうございました🌸
Comments