手紙っていいよね。
- sa a
- 8月1日
- 読了時間: 3分
私はお手紙がとっても好きです。
書くのも、もらうのも。文の量は関係なくて、一言でもうれしいです。
その人の手で、その人の字で、時間をとって書いてくれていること。
そのこと自体が、何よりも嬉しいなと思います。
学生の頃はよく手紙を書いていました。地元の友達の一人が、それをいまだに大切に持ってくれていると教えてくれて、とても温かい気持ちになりました。社会人になってからは、書く頻度は少なくなったけれど、それでもたまに「書きたい」と思う人に手紙を綴っています。
手紙って、書き手の言葉選びと、読み手の受け取り方が合わさってこそ成り立つものだと感じています。だからこそ、手間がかかるぶん、丁寧なコミュニケーションになる気がしています。書いているうちに、自分の思考や気持ちが整理されていく感じもあって、それがとても心地よい時間です。
手紙が好きだからこそ、かわいい便せんやペン、メモ帳やら付箋やらを集めるのも好きです。私はマスキングテープが大好きで、仲良しの人たちの中ではちょっと有名かもしれません(笑)お土産に買ってきてくれたりするのが本当にうれしくて。今、家に30個くらいある気がします。
「もったいなくて使えない」とならないように、どんどん使っていこうと思います。One dropでも、大学生講師たちが名札づくりにマスキングテープをたくさん使ってくれていて、とても助かっています。個性あふれる名札たちも、機会があればぜひ見にきてくださいね。
話がすこし脱線しましたが…。
私はときどき、昔いただいた手紙を読み返します。当時の感情や風景がふっとよみがえってきたり、当時の自分が肯定されたような気持ちになったりします。ただの紙ではなく、そこには「時間」と「想い」が詰まっていて、それが、何よりも大きなパワーになります。
最近では、結婚式の招待状も電子化が進んでいて、年賀状を送り合う文化も少しずつ薄れてきています。効率化や便利さはとても大切だし、それが必要な時代でもあります。でも、だからこそ私は、あえて「時間がかかること」に時間をかける意味も大事にしたいと思っています。
手紙を一通書くこと。
誰かと顔を合わせて会話すること。
遠回りに見えることが、心の近道だったりするのかも。
One dropという場所も、どこか時代に逆行しているのかもしれません。
学習も教材も、どんどんオンライン化が進み、家庭教師や塾も、画面越しに完結する形が増えてきました。
「わざわざ人に会わなくてもいい」そんな風潮すらあるようにも感じます。
もちろん、そのすべてを否定しているわけではありません。このスタイルがあっている若者たちもいると思います。
でも私は、やっぱり「人と人が直接会うこと」にも、すごく価値があると信じています。
一緒にごはんを食べたり、おしゃべりしたり、他愛もない会話の中から、安心感やちょっぴりの勇気が生まれることもあります。手間や面倒の中にこそ、あたたかさがあると思います。だからOne dropは、場所としての居心地の良さや、人と人の「関わる力」を育てるような、そんな空間でありたいなと願っています。
対面だからこそのぬくもりを、これからも大事にしていきたいです。
さて、次は誰にお手紙を書こうかな~。
今日も読んでくださり、ありがとうございました🌸
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