受信型、送信型、私の波のかたち。
- sa a
- 6月26日
- 読了時間: 3分
更新日:6月27日
携帯電話の受信と送信。
そんなふうに、私たち人間にも「受信」と「送信」があるんじゃないかなと思います。
私はどちらかといえば受信型の人間で、「送信」つまり何かを発信する作業は、ちょっとだけ神経を使います。ブログを書くこともそのひとつ。ですが、不思議とこの場では、嫌な感じはなくて。少し疲れるけど、ちょっと楽しい。そんな不思議な心地よさがあります。
インプットとアウトプットという言い方をすると、イメージしやすいかもしれません。
もともと私は、知らないことを知るのが好きです。新しい世界に出会うのは、なんだかワクワクします。たとえば、初めて通る道を歩くとき。この道の先には何があるんだろう?って、心が少し踊るような感覚があります。そういうところにも、自分が「受信型」だなと感じるヒントがあるのかもしれません。
去年の8月、私のことをずっと見守って応援してくださっている地元の方とお話をしました。私が23歳くらいのときからのご縁で、私の母と同い年のその方は、年下の私を下に見ることなく、人生の経験をまるごと、私にも染み込むように分けてくださるような存在です。
関係性としては、娘のように思ってくれている部分もあるし、でもお仕事や考え方においては、しっかり対等に語り合える相手。若さゆえの勢いで語る私の話も、否定せず、面白がってくれる貴重な人です。
その方との対話のなかで、この受信型・送信型の話が出てきました。
「いつか経営者になるなら、苦手は作っちゃだめよ」そんなふうにかけられた言葉が、今でも心に残っています。
それは「何でもできなきゃいけない」ということではなくて、自分の傾向を知っておくこと、そしてそれをどう扱えばいいかを考えていくことの大切さを、その人は伝えてくれたのだと思います。
受信型と送信型、どちらが優れているとか、劣っているとかじゃない。自分がどっち寄りの性質を持っていて、どんなときに力を発揮しやすいのか。反対に、どんなときに疲れやすくなるのか。そういう“自分の波のかたち”を知っておくことが、大切なのだと思います。
このブログも、「100投稿」を目標に細々と続けていますが、やっぱり、発信って簡単じゃない。何度も書いては消して、また戻って書いて…の繰り返しです。
でも、言葉にすることで頭の中がすっきりしていく感覚が、たまにあって、ああ、これも私にとっては必要な時間なのかも、と思えるようになりました。
たとえば、こうして「受信型・送信型」について書いているこの瞬間も、誰かが読んで「私もそうかも」とふっと思ってくれるかもしれない。そんなつながりが生まれることが、私にとっての「やさしい送信」なのかもしれません。
受信型の私なりのリズムで、これからもこのブログを続けていけたらなと思っています。
今日も読んでくださってありがとうございました🌸
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