One dropという名前
- sa a
- 6月24日
- 読了時間: 2分
更新日:6月26日
「個別対話型サポート塾、はじめるんです!」
そう伝えると、たいていの方から「なにそれ?」という反応が返ってきます。そりゃそうです。私がやりたいことを、既存の言葉ではどうしても表現しきれなかったので……つくってしまいました(笑)
せっかくのブログなので、この場を借りて、少しだけ想いを語らせてください。
「個別」── 1対1で向き合います。一人ひとりと、ていねいに関わっていきたいという思いを込めています。
「対話型」── 本人や保護者の方との“対話”を大切にしています。本人のコンディションや気持ちを受けとめるには、まず言葉のキャッチボールが必要だと思っています。
「サポート」── 教える/教えられるという上下ではなく、ともに考え、ともに歩く伴走のイメージです。ときに一緒に立ち止まり、ときに並んで走れるような関係を目指します。
「塾」── 学びの時間を大切にしたいという思いがあります。でもこれは、いわゆる“学校の勉強”だけを指しているわけではありません。人それぞれにとって、学びになる瞬間は違うもの。だからこそ、どんな状態の人でも利用できるように、あえて「塾」という言葉を選びました。
そんなこんなで、「個別対話型サポート塾」という名前に、ようやくたどり着きました。
そして、「One drop(ワンドロップ)」。
One dropは、「ひとしずく」という意味の言葉です。静かな水面にぽつんと一滴が落ち、そこから波紋が広がっていく……そんな光景が、私はとても好きです。
私は、このひとしずくを、みなさんの心に届けたい。ときには、落ちる音もないほど静かに。けれど確かに、心に届くように。その一滴が、ゆっくりと波紋のように広がっていくことを願っています。
たかが一滴。
されど一滴。
私は、この一滴のもつ力を信じていたいし、その一滴の影響を大切にできる人間でありたいと思っています。
大きな河川も、もとは一滴の積み重ねからできています。近くで見れば「こんなものか」と思えるような小さな一滴も、重なって、やがて流れをつくっていきます。
数年後、「あのときのOne dropが、いまの私につながっている」と、そんなふうに思ってもらえるような人生のきっかけになれたら――それが、私の願いです。
そんな想いを込めて、「One drop」と名付けました。大切に、大切に、育てていきたい場所です。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
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